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考古学つれづれ草
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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読みやすくおもしろい
考古学者の著作で最初におもしろいと思い、今でも一番魅力的だと思うのが、佐原先生の著作。
本書はエッセイなので、専門じゃないの方にも読みやすいと思う。
入門書には最適
歴史を専攻したけど考古学は授業のみ。それも入り口だけで詳しくはやっていない。そんな私でも太古のことにロマンを感じる。これから考古学を勉強したいなという人のは、あまり難しくないので入門書としては最適。昔勉強した人にも、かつての勉強内容が思い出されてくるのでは。
佐原真の遺言
佐原真はこの本が発行される直前に膵臓ガンで亡くなられた。自ら「万人に分かる考古学」を実践し、吉野ヶ里や妻木晩田遺跡の保存にまさしく骨身を削って尽くし、闘病中にありながら最後の1年間に出版された著書は何冊にものぼる、まさに戦死であった。ゆとりのある生活、遊びの中からこそ創造性に富んだ仕事が生まれる、と説いていた佐原氏であるが、残念である。佐原真は弥生時代戦争開始論を広めた。「弥生時代になって初めて戦争が始まった。」「人間が始めたものなら人間が終わらすことが出来る。」「考古学とは現代のための学問である。」その佐原の主張があったから私は考古学を趣味として始めたのだ。佐原真が明らかにしたこと、願ったこと、し残したこと、楽しんだこと、悲しんでいること、そのほとんど全てがこの本に書かれてある。それは、考古学のみならず、縄紋から弥生を経て日本という国に住んでいる私達にも大切なことばかりだと私は思う。これは佐原氏の遺言である。ゆめゆめ疎かにはできない。
小学館
環境考古学への招待―発掘からわかる食・トイレ・戦争 (岩波新書)
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